ニュースレター「The Fieldnote」はじめます
皆さん、こんにちは。東京大学大学院情報学環教員の藤田結子です。
この4月から「theLetter」というプラットフォームを通して、世界や日本の最新研究を基に、若者、ジェンダー、移民、メディア・テックの話や、大学院のあれこれについて、皆さんにお届けしていこうと思います。
なぜ今、ニュースレターなの?
記事を直接、読者のメールボックスへ届けるこのモデルはアメリカから始まりました。現在のSNSのタイムラインはとても速くて、つぎつぎに刺激的な言葉や動画が流れていきます。クリックを誘発し、アテンション(注目)を収益化するには効率的な手法ですが、一方で私たちの感情は知らず知らずのうちに消耗していきます。
コミュニケーションを見つめ直す
そんなSNSの喧騒から少し離れて、ゆっくりと思考を深める機会も必要ではないでしょうか。その試みの1つとして、とても小さな空間ではありますが、私のニュースレターをはじめてみようと思います。
アメリカではすでに多くの大学教員や研究者が、ニュースレターを知的な対話の場として活用しています。私の分野(コミュニケーション研究、社会学)に近いところでは、ダナ・ボイド(danah boyd)が有名です。彼女はコーネル大学コミュニケーション学部教授であり、長年マイクロソフトリサーチにも在籍していた研究者。ニュースレターを通じて、テックと社会、データと権力の在り方などについて発信を続けています。
この「theLetter」はいわばその日本版です。現在、様々なニュースレターを通して、経済学、政治学、歴史学、社会学など、海外や日本で研究者たちが専門知識を提供しています。SNSと決定的に違うのは、書いた記事が読者のメールボックスに直接届く手紙だということです。広告もないですし、刺激的なポストに振り回されることもありません。
これからの配信では、頻度はそれほど多くないかもしれませんが、海外と日本の最新研究動向に基づくストーリー、本や論文の紹介、大学院の日常などについて、読者が新しい視点や情報を得られるようにお届けする予定です。 私は研究方法としてフィールドワークを用いているので、The Fieldnoteというタイトルにしました。
まずはこの新しいニューズレターにご登録いただけますと幸いです。 皆さんとメールを通じて、新しく対話できることを楽しみにしています。
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