リンキンはどこへ消えたのか?

——「重課金システム」に呑み込まれた白人男性バンド
藤田 結子 2026.06.01
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リンキン・パークを覚えていますか?

2000年代アメリカの青い空の下、バギーパンツにスニーカーのスタイルで、スケボーを抱えた男子たちのエッジーなサウンド。当時、リンキン・パークやリンプ・ビズケットのようなミクスチャー・ロックバンドは、間違いなく若者の熱狂を引き起こしました。私はヒップホップ勢なので遠巻きに眺めていましたが、彼らの存在感は確かなものでした。その波は日本にも届いて、Dragon Ashをはじめ日本の若者にも少なからぬ影響を及ぼしていたようです。

しかし現在、チャートやSNSを眺めても、彼らほどカルチャーに影響力のある、白人文化を象徴する若い男性バンドの姿はありません。いったいどこに消えたのか?——とふと疑問が生じ、私なりの仮説が浮かびましたのでここに綴りたいと思います。珍説に聞こえるかもしれませんが、日頃から音楽産業やファンダムに関する学術論文を読んでおり、様々な先行研究を参考にした推論です。

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